
2025年8月9日@大江戸線一周
この日は、大江戸線を一周歩いてみました(都庁前〜光が丘までは除く)。
以前、山手線は一周やったことがあるのですが、同じような環状線の大江戸線もやってみました。
(写真はJR東日本のアプリ「エキタグ」で、山手線の各駅のスタンプをコンプリートしたもの)

今回のスタートは、大江戸線の月島駅からです。
朝、月島駅にある「ぼんたぼんた」というお店で、たまごかけご飯定食を食べて体力をつけることにしました。

8時ごろ、月島駅からスタートです。

詳細なルートは、以下の通りで、全長約30.2kmでした。

体力があるうちに北側の台地(上り)を歩いたほうが良いだろうという考えのもと、反時計回りで行くことにしました。
このため、都道清澄通りを北上していきます。

隅田川の晴海運河には、特徴的な形状をした相生橋がかかっております。
(橋詰には、案内板や碑がありました)




そのまま北上していくと、早速1駅目の門前仲町駅に到着です。

引き続き、清澄通りを北上していきますが、月島駅付近とは違って、だんだん下町感が出てきます。

少し歩くと、松尾芭蕉の像があり、奥の細道がここから始まったとのことです。


また、清澄庭園を過ぎると、2駅目である清澄白河駅に到着です。


町角みちしるべという立て看板にもありますが、次の駅、森下駅まで500m程度とのことで、このあたりは駅間の距離も比較的短くて歩きやすいです。

少し歩くと、3駅目の森下駅到着です。

都道新大橋通りを越えると、交差点付近に清澄通りの歴史が記された案内がありました。
現在は、清澄通りという名前ですが、昔は二ツ目通りと呼ばれていたそうです。
(その東側にある、三ツ目通り、四ツ目通りは現在もあります)

その北にある竪川付近に、二ツ目通りの所以となった、二之橋があり、看板もありました。

さらに歩いていくと、4駅目の両国駅に到着です。

両国駅付近には、「横綱」ではなく都立「横網(よこあみ)」公園があります。
(両国ということで相撲のイメージがあり、「横綱(よこづな)」と勘違いしそうですが)


ここには、東京都慰霊堂があり、関東大震災と東京大空襲で亡くなった方の遺骨が納められております。
今回は、時間がないため外から眺めるだけでしたが、厳かな雰囲気があり、今度ゆっくり中を見たいと思います。
さらに北上すると、大江戸線が西に伸びていくので春日通りを歩いていきます。

厩橋を渡って、本日2回目の隅田川です。
(橋の向こう側にはスカイツリーが見えます)


渡った先には、すぐ5駅目の蔵前駅、そして6駅目の新御徒町駅、7駅目の上野御徒町駅が続いていきます。



さらに春日通りを西に歩くと、天神下という交差点に着きますが、ここから台地を登っていくことになります(武蔵野台地の一部である本郷台地の東端)

写真だとわかりにくいですが、かなり急な上り坂となっています。
その中腹には、学問の神様、菅原道真が祀られている湯島天満宮の入り口があります。
(入り口があるだけで、そこから階段で登っていくので、天満宮の本殿も台地の上にあります)

途中、この坂を紹介している案内があります。

この坂の名前は、切通し坂というようで、台地から御徒町への利便性を考慮して、新しく切り開いた坂であるため、この名前が付いたとのことです。
また、石川啄木がこの坂について歌ったということで、その案内もありました。


台地を上りきったところで、8駅目の本郷三丁目駅があります。

春日通りをさらに西に歩きますが、都道白山通りとの交差点があり、そこから東京ドームシティ、そして東京メトロ丸の内線が地上を走っている部分が見ることができました。

そして、9駅目の春日駅に到着です。

これまで、大きな都道を歩いてきましたが、少し小道に入り、小石川後楽園の横を通り、10駅目の飯田橋駅です。


JRの飯田橋駅の大きな交差点を越えて、今度は、武蔵野台地の一部、牛込台地を上っていきます。


台地を進んでいくと11駅目の牛込神楽坂駅に到着です。

大江戸線は、都道大久保通りの下に入っており、歩いていくと都道外苑東通りまできました。
これは、以前の記事にも記載しましたが、都市計画道路環状第3号線事業区間です。

その時よりも工事が進み、ほぼ完成しているように見えます。
そして、12駅目の牛込柳町駅、さらに台地を進んでいくと、13駅目の若松川田駅です。


この駅前も都市計画道路放射線第25号線の事業区間です。
(こちらはだいぶ用地買収が進んでいるようですが、まだ工事には着手していないようです)

そして、次の駅に向かいますが、さらに台地を登っていきます。
坂の名前が記載されており、団子坂というようです。

これまで、いくつか坂の案内をみてきましたが、坂の辛さが由来となっているものが多いように感じます。
さらに西に行くと、14駅目の東新宿駅ということで、副都心に入ってきました。

ここから、また大江戸線が南北に伸びていきますので、今度は南下していきます。
そして、15駅目の新宿西口駅、少し西側に行って16駅目の都庁前駅です。


都庁前駅だけ、少し大江戸線の輪から飛び出しており、またすぐに17駅目の新宿駅に戻るのが体力的に辛いところの1つでした。

次の駅に向かう途中には、小田急線の踏切があり、通過している瞬間が見れました。

そして、その先に18駅目の代々木駅です。

ここから、南東側、首都高沿いに歩いていくと、19駅目の国立競技場駅です。

ここからだんだん駅間が長くなっていき、20駅目の青山一丁目駅です。

これから台地のを下っていくのですが、長いこと歩いてきたので疲れが溜まってきておりました。
そこから都市計画道路補助第4号線の事業区間を通り、21駅目の六本木駅到着です。


有名な六本木の交差点を渡り、首都高をくぐって、細い道を下っていきます。


大江戸線は、地下鉄ということで、高架のような目安がないことから、都度、地図を見ながら進んで行きますが、途中には写真のように方向を示してくれるので、わかりやすくなっております。

そして、22駅目の麻布十番駅に着きました。

ここから、以前、渋谷川沿いを歩いた時と同じルートを行きます。
東側に歩いていくと、東京タワーが見え、23駅目の赤羽橋駅です。


進んでいくと、増上寺が見えるかと思いましたが、なんと改修工事をしておりました。

国道15号、第一京浜まで着くと、24駅目の大門駅です。

そこから、モノレール沿いの道に出て、25駅目の汐留駅到着です。


ここまで来ると、かなり体力的にきついものとなっておりました。
都道新大橋通り沿いに歩いて、環状第2号線にいきたいところですが、その前に26駅目の築地市場駅がありますので、そちらに向かいます。
この日は、日差しが強く、高層ビルによる日陰がなくなってきて、体力がより一層奪われていきます。

先ほど横目に見ていた環状第2号線まで戻り、築地大橋を渡っていきます(本日3回目の隅田川)。



景色が湾岸になり、歩みを進めると、27駅目の勝どき駅です。

最後、朝見た清澄通りを北上、28駅目(1駅目)の月島駅に到着し、この日の散策は終わりです。

体力的にかなり大変なものでしたが、東京の様々な地形や街の雰囲気など感じることができて良い散策でした(途中、休憩も挟みながら歩いたので、7時間ほどかかりました)。
また、別の路線も踏破したいと思いました。
(この記事は、2025年8月9日時点の情報になります)